2022.05.27

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レトロな街「仏生山(ぶっしょうざん)」周辺を散策!Vol.7

今回は仏生山の中でも老舗中の老舗、食酢及びソースの製造販売「神崎屋さん」にお邪魔しました。ここだけ江戸時代?と錯覚してしまうような店構えです。それもそのはず、創業なんと1785年(天明九年)創業230年以上というはるか昔から営業されているそうです。
 
お店の裏手には、横浜の倉庫街を彷彿とさせる赤レンガの工場が併設されています。江戸から明治を連想させる風格ある佇まいがこの令和の世に存在していることが異世界の物語のようですので見るだけでも十分楽しめます。店内にお邪魔すると、天井にツバメが巣を作っていたり、高い棚の中に昔使われていた酢作りの道具が展示してあったり、「スづくり」が今でも盛んなようですね(笑)
 
食酢およびソースの製造販売業として名高い神崎屋さん。そもそもは酒の製造販売業から始められており、2代目から食酢の製造販売業を開始されたそうです。昭和に入ってからはジャパン・ライス・ビネガー地球馬印としてアメリカに輸出したり麺類の品質改良剤「インプルーバーN」発売したり、植物の成長促進活性剤「インプルーバーKK-100」を発売したり、醸造酢の製造法など多くの特許取得されているそうで、まさに令和の最先端企業でもあられるのです。

訪問時に薦に包まれた杉の大樽でじっくりと発酵・熟成されたまろやかな米酢「吉の酢」と「お好み焼ふみや特注とんかつソース」を購入させていただきました。早速いただきましたが、なんとも深みのある香り高い絶品でした。ぜひ皆さんも訪れてみてくださいね!



㈱神崎屋
〒761-8079 香川県高松市仏生山町乙49
TEL:087-889-0405
公式HP:http://yoshinosu.xsrv.jp/

ご訪問の際には、営業時間等よくご確認の上ご訪問くださいませ。