2021.04.27

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大人のたしなみ「写経」にチャレンジ

手ぶらで精神集中&リラックス!大人のたしなみ「写経」にチャレンジはいかがですか?

皆様「写経」の体験はございますか?写経とは、仏教の経典を書写することです。代表的な経典として、般若心経が挙げられます。経典は声に出してお唱えすることに功徳があるとされていますが、それらを一文字一文字書写することでより一層の功徳があるともいわれております。故人様やご先祖様のご供養のため写経をして奉納される方が大勢いらっしゃるのはそのためです。
最近では、写経を通じて心を静めることにより、心身ともにリラックスできるという方も増えております。お大師様の御前でお写経をされてはいかがでしょうか。

今回は、スタッフも写経体験をしたことのある、高松市にある「一宮寺」をご紹介いたします。一宮寺は、大宝年間(701-703)に法相宗の祖、義淵僧正が開いたと伝えられています。当初は大宝院と称していましたが、和銅年間(708-715)に諸国に一宮が建立された時、讃岐一宮として田村神社が建立され、その第一別当寺(統括管理職)となりました。その後、行基菩薩が堂塔を修復し、一宮寺に改めたとされています。
大同年間(806-810)には弘法大師さまが四国八十八ヶ所建立の際、一宮寺に訪れて聖観音菩薩を彫刻して設置しました。その尊像を本尊として安置し、四国第八十三番の霊場として真言宗に改めました。
その後、次第に兵乱が起こり、あちこちの寺院が多く滅亡しました。天正年間(1573-1592)には、一宮寺も土佐守の長宗我部の侵攻により兵火にかかり消失したとも伝えられていますが、ほどなくして建て直され、江戸時代には高松藩主により田村神社と分けられていまの姿になりました。

当寺院に足を踏み入れると、参拝順路に沿うように広がる庭園に目がとまる方も多いのではないでしょうか。こちらは、京都にある藤井造園の園主・藤井稔氏によってつくられました。半世紀近く造園の世界で活躍され、京の名工さらに現代の名工にも選ばれた藤井氏のモットーは「庭に完成はなく、見るたびにさまざまな思いを感じるような庭造り」。それぞれの思いを胸に当寺院を訪れる方々に、一服の癒しとなるような空間となりますようにとの思いをこめています。

ここまでの文章は一宮寺公式HPより引用しています。

では一宮寺での写経体験について詳しくお伝えします。
一宮寺では、写経体験にご予約は不要です。手ぶらで参加ができます。(7名様以上だと予約が必要になります)堂内の様子は撮影を自粛させていただきました。
詳細は写真の通りですが、時間は900120013001600。志納料は500円で、所用時間はおよそ4060分です。大師堂にて受付を済ませ、説明を受けた後お清めをいただき、写経へと移ります。
一宮寺では、お大師様(弘法大師)に見守られながらの写経のほかにも、色々な模様下野茂開催されていますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

一宮寺
761-8084 香川県高松市一宮町607
TEL087-885-2301
https://www.sanuki-ichinomiyaji.or.jp/event/

ザ・チェルシーブレスより車で約10分です。