2022.10.21
おススメの過ごし方
ザ・チェルシーブレス おすすめ旅vo.1【秋の親子旅】
ザ・チェルシーブレスにご宿泊いただくお客様に、心に残る旅の思い出をお持ち帰りいただきたいという想いで、ストーリー仕立てでおすすめの観光スポットを紹介してまいります。まず第一弾は、徳島・香川のアートをテーマにした「親子旅」です。秋のご旅行の参考にしていただけると幸いです。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」やゴッホ「ヒマワリ」など教科書などで見たことがある名画が一堂に展示されており、なかでも古代遺跡や礼拝堂を環境空間ごと立体再現した展示は見応え充分である。
江戸時代から続いていた酒・しょう油づくりの商家(当時の母屋)を見学。昼食の後は、地元の伝統産業である和三盆型抜き体験で、久しぶりに母と同じ時間を過ごしていることを実感した。
さらにクルマを東に走らせて向かったのは、「イサム・ノグチ庭園美術館」。彫刻家、造園家、作庭家、インテリアデザイナーなど多才だった日系アメリカ人、イサム・ノグチの制作拠点であった場所だ。展示蔵や住居イサム家、彫刻庭園など、秋の空気の中、静かに母と作品について語り合った。
そこからクルマで1時間弱。高松空港のそばにあるホテル「THE CHELSEA BREATH(ザ・チェルシーブレス)」に到着。今夜はここにお世話になる。
ホテルオーナーが建築士で、自らが設計に携わり、こだわり抜いた空間とのこと。陽子が母のために予約したお部屋は「デザイナーズデラックスツインルーム」。高さ1.7m幅4.6mの大開口を持つ窓から讃岐平野のサンセットを一望できるツインルーム(36m2)。
入った瞬間、母と過ごす大切な時間にぴったりの非日常の上質さと、親密な味わい深さを感じた。先ほど見たイサム・ノグチの「あかり」が照らすやわらかな光に、洗練された雰囲気を持ちながらも、ほっと一息つける空間だと感じた。
お食事まで少し時間があるので、館内のライブラリーで過ごすことにする。コミュニティラウンジ「THE DRIFTWOOD」に併設されたライブラリーでは、地元出版社をはじめ、ホテルのオーナーさんや総料理長さんらによってセレクトされた蔵書を楽しむことができる。文字と写真を目で丁寧に追っていくそのゆったりとした速度が、秋の夕暮れにはお似合いだ。
脱衣所に入りまず目に入ったのは、アメニティの数々。中でも、地元の酒蔵「勇心酒造」が開発した化粧品に陽子は惹かれた。もちろん普段使っている自分の化粧品は持参しているが、今夜はこれをぜひ使ってみたいと思った。お米と発酵の力で生まれたライスパワーエキスがお肌にいいらしい。アメニティにまでこだわりや上質さを感じられるところも、母を連れてきてよかったと思えるポイントの一つだ。
今日はお昼から「瀬戸内国際芸術祭」の舞台となっている島を巡るので、「オリーブ牛弁当」をテイクアウトすることにする。香川県だけのプレミアムな黒毛和牛である「オリーブ牛」の中でも最高品質なA5ランクの牛肉を贅沢に使っているお弁当だ。受け取ってみると、ずっしりと重たい。母の好きなアートを鑑賞しながら、船の中でいただこう。
■大塚国際美術館
https://o-museum.or.jp/
※掲載の写真は、大塚国際美術館に許可をいただいて撮影・掲載しているものですので、無断転用・使用はできません。
■讃州井筒屋敷
https://higashikagawa.net/sightseeing/idutsuyashiki
■イサムノグチ庭園美術館
※WEBサイトにて「イサムノグチ庭園美術館」を検索下さい。
■勇心酒造
https://www.yushin-brewer.com/
■オリーブ牛弁当
https://www.tablecheck.com/shops/the-chelsea-pickup/reserve
※各施設に関しては、営業日等をよくご確認の上、ご訪問ください。
※各施設のご予約はホテルでは承れません。
※掲載内容はフィクションで、写真はイメージです。